こんにちは!夫のりんです。
今日はミラーレス一眼カメラ Canon EOS RP のお話をしたいと思います。
Canonのフルサイズ最軽量モデル「EOS RP」を購入(2021/8)してから1年ほど経ちました。
基本的には子供や風景のスナップ撮影で使用しています。
レンズは撒き餌レンズと言われている単焦点の「RF50mm F1.8 IS STM」を使っています。
実際に1年使ってみて良いところやイマイチなところ含めて、レビューしたいと思います。
まず、結論はフルサイズなのに気軽に持ち出せるので、子供を撮影する頻度も増え満足しています。
・12万ちょいで買えるフルサイズミラーレス一眼カメラを検討している人
・子供撮影におすすめのミラーレス一眼カメラを検討している人
・APS-Cからフルサイズにステップアップしたい人
・EOR RPのレビューを知りたい人
フルサイズ初心者の方でEOS RPを検討されている方は、ご参考にしていただければと思います。
EOS RPと一緒に購入したおすすめのアクセサリーはこちらです。
また、EOS RPとRF24-105 F4-7.1 IS STMのレビューはこちらです。
Canon「EOS RP」のスペック概要
EOS RPはCanonの中でミドルクラスモデルとして位置付けられています。
フルサイズながら小型・軽量なミラーレスカメラです。
そこまでかさばらずに気軽に持ち出せるので、おすすめです。
仕様は下記の通りです。
仕様 | 詳細 |
有効画素数 | 約2,620万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
連続撮影速度 | 約5.0コマ/秒 |
シャッタースピード | 30〜1/4,000秒 |
液晶サイズ | 3.0型(バリアングル対応)/104万ドット |
撮像素子 | CMOSセンサー |
AF | ディアルピクセルCMOS AF |
映像エンジン | DIGIC8 |
常用ISO | 100〜40,000 |
防塵防滴 | あり |
手振れ補正 | なし |
動画 | 4K/24P |
サイズ | 約132.5(幅)×85.0(高さ)×70.0(奥行)mm |
質量 | 約485g(バッテリー、カード含)/約440g(本体のみ) |
EOS RPレビュー
気軽に持ち出せるので子供を撮影する頻度が増えます!
Canonのフルサイズミラーレス一眼カメラの中でもダントツに一番軽いです。
軽さは正義。
これに尽きます。
EOS RPを購入するまでは、約9年ほどデジタル一眼レフカメラのエントリーモデル「EOS Kiss X6i」を使っていました。
画質的には満足していましたが、持ち運びに関してはどうしてもデジタル一眼だと重いし、かさばるのがネックでした。
やっぱり重いと持ち出す頻度も少なくなり、特別なイベント事にしか使わなくなりました。
一眼レフを初めて買った当初はよく使っていたのにね。
スペックが高ければ高いほど魅力的ですが、多機能になる反面どうしても重くなります。
子供と一緒に出かけて気軽にスナップ撮影するには、小型で軽量はマストす。
EOS RPの重さはペットボトル500ml以下です。
Canonの他のモデルと比べてもダントツで最軽量です。
機種 | サイズ | 質量(バッテリー、カード含) |
EOS RP | 約132.5(幅)×85.0(高さ)×70.0(奥行)mm | 約485g |
EOS R | 約135.8(幅)×98.3(高さ)×84.4(奥行)mm | 約660g |
EOS R6 | 約138.4(幅)×97.5(高さ)×88.4(奥行)mm | 約680g |
EOS R5 | 約138.5(幅)×97.5(高さ)×88.0(奥行)mm | 約738g |
EOS R5C | 約142(幅)x101(高さ)x111(奥行)mm | 約770g |
EOS R3 | 約150.0(幅)×142.6(高さ)×87.2(奥行)mm | 約1015g |
カメラは使ってこそ価値があるので、フルサイズミラーレス初心者にとっては、ぴったりの入門機だと思います。
ずっと持っていても苦にならない程度の重さです。
散歩がてらの子供の撮影に最適です。
レンズは単焦点のRF50mm F1.8(約160g)を使っているので、これを合わせても約645gです。
フルサイズ でこの軽さは驚異ですね。
12万ちょいで買える最強コスパ機
お手頃な価格です。
フルサイズ機といったら約20万以上しますが、EOS RPはキャッシュバックキャンペーンを使えば約12万ちょいです。
フルサイズ は20万以上するイメージがあり、初心者はなかなか手が出せない価格帯です。
あまりにも高価だとすごく気を使います。
気軽に外に持ち出せるギリギリの価格だと思います。
APS-Cからのステップアップで、フルサイズのボケ味を試したい人におすすめです。
Canonの戦略に完全にハマっているね。
Canonの戦略に完全にハマっているね。
高画質で写りはEOS 6D Mark II と同等
約2,620万画素の高画質です。
特に大画面で見るわけでもないので、2000万画素以上あれば十分です。
めちゃくちゃ超高画素というわけでもないので、フルサイズ での1画素当たりの面積が広いため、夜間でもノイズに強く明るく撮影できます。
またEOS 6D Mark IIベースのセンサーを使用しているので、写りは良いです。
映像エンジンは下記の通り進化しています。
EOS 6D Mark II:DIGIC7
EOS RP :DIGIC8
基本、JPEG撮って出しで使用していますが、きれいに写せています。
ボケ感もEOS kissよりもいい感じだよね!
日常スナップ撮影や子供を撮影するスペックとしては、これで十分です。
AFと連写は値段相応
ハイエンドモデルと比べると瞳AFは若干追従が鈍いです。
ですが、個人的には子供の撮影では気にならなかったです。
AFのスピードは約0.05秒と高速なので、全く問題ないレベルでした。
連写は約5.0コマ/秒なのでEOS Rと比べると当然物足りなさを感じます。
ですが、用途が子供と風景の撮影程度であればギリギリ許容範囲です。
スポーツや動物を取るときはきついかなと思います。
サーボAFにすると約4.0コマ/秒になりますので注意が必要です。
バリアングルモニターは使い勝手がいい
モニターは上方向に約180度、下方向に約90度まで可動できます。
なので、腕を伸ばして高い位置から撮りたい時でも液晶モニターを回転させることで、映りを確認しながらの撮影が可能です。
逆に地面すれすれからの撮影も出来ます。
もちろん自撮りも!
アングルの自由度が高いので、めちゃくちゃ便利です。
電子ファインダーはちょっと小さい
EOS Rと比べるとどうしても小さいなぁと感じます。
RPに慣れればいいけど、物足りなさはあります。
小型・軽量だから必要最低限の機能に絞った機種とも言えます。
ここはスパッと割り切りましょう。
ボディ内手ぶれ補正はないけど問題なし
シャッタースピードを上げれば、何ら問題ありません。
ボディ内手ぶれ補正があれば一層良いですが、なくても困っていないです。
動画はフルHDで十分
あまり動画の映りは期待していなかったのですが、フルHDでもかなりきれいです。
子供のピアノ演奏会で動画撮ったけど、スマホより全然よかったよね。
4Kはおまけ程度という感覚です。
シャッターの反応はちょっと遅い
シャッターボタンを押した際に若干タイムラグがあって、シャッターが切れる感じです。
音もモッサリしている感じです。
なかなか言葉で伝えるのは難しいですが、安いからこんなもんかな?という印象です。
バッテリーは予備を持とう
バッテリーはEOS kissシリーズと同じ「LP-E17」です。
小型ですが1日で250枚以上撮ろうとすると、予備バッテリーは必須です。
純正ではないですが、互換品で安価なものを使用しています。
2個入りのものがオススメです。
作例
まとめ
・フルサイズ機で子供を撮影することをメインに考えている人
・APS-Cからステップアップしたい人
・小型で軽い手頃な価格のフルサイズ機を求めている人
・ミラーレス初心者でフルサイズのボケ味を試したい人
・持ち運びしやすいカメラを求めている人
EOS RPは軽さが最大の武器です。
高性能なフルサイズ機は世の中たくさんあるけれど、実用を考えると気軽に持ち出せるカメラに行き着きます。
特別な日だけ引っ張り出して撮るカメラよりも、日常でさっと撮れるEOS RPは最高です!
また、EOS RPの関連記事はこちらです。
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