【概要・感想】こうやって、考える。思考力・発想力を高めたい方の入門書!

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こんにちは!夫のりんです。
「こうやって、考える。」という本を読みました。

思考力や発想力を高めたいけど・・・

・方法が分からない
・おすすめの本が知りたい
・すぐできる方法を知りたい

と思われている方にぴったりの本です。

本書は東大・京大で一番多く読まれた本「思考の整理学」で有名な外山滋比古さんの「考え方」の超入門書です。

著者のこれまでの作品の中から、発想力の鍛えるヒントを150の箴言集としてまとめています。

この本は「ものごとを考える上での発想力・思考力を一気に高まる方法」を著者の経験を元に教えてくれます。

短文集としてまとめられているので、スキマ時間で読めるところがいいよね!

本日は「こうやって、考える」の概要と気づきや感想をお伝えしたいと思います。

誰も考えが及ばないような想像の斜め上をいく、圧倒的な発想力・思考力の到達点を知れることは本当に貴重だと感じました。

ぜひ参考にしてみてください。

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目次

「こうやって、考える」の概要

著者の外山滋比古さんは、文学博士、評論家、エッセイストです。
専門の英文学の他に、思考・日本語論など様々な分野で想像的な仕事を続け、「知の巨人」と称された方です。

本書は著者の発想力・思考力の考え方を7つの章に分けて、ショートエッセイで深掘りされています。

発想力・思考力を磨く箴言集
  • 発想力を鍛えるヒント
  • 思考のプロセス
  • 発想力を高める方法
  • 知性を磨く生活
  • 思考につながる読書
  • 発想が豊かになる”おしゃべり”
  • 未来を創るヒント

箴言集として引用されたことで著者いわく

もとの本文の中にあった時とは違った、新しいニュアンスをともなっている

つまり、味わいが濃縮されるかもしれない、とのことでした。

イギリスのことわざで

簡潔は智の真髄

とあるそうですが、それが物語っている内容です。

全体を通して自分の経験と照らし合わせると納得するところもありますが、圧倒的に新規の情報が多かったです。

文章を推敲するために「一度は書いたものを寝かせなさい」ということを聞いたことがあるのではないでしょうか。

そういった知恵が盛りたくさんです。

例えば

・無意識を使いこなす
・時間の特性を理解する
・持ち時間を二倍にする方法
・思考に休符を挟む

といった内容です。

気になるところから気軽に読めるのでおすすめです。

読了しての気づき・感じたこと

各章で気になったところをまとめました。

  1. 発想力を鍛えるヒント:無意識を使いこなす、頭の中から探そうとしない、失敗からセレディピティを得る
  2. 思考のプロセス:寝させる、着想を古典化する
  3. 思考力を高める方法:知識に甘えないわざと関心から外す
  4. 知性を磨く生活:時間の特性を理解する、歩く習慣を身につける、持ち時間を二倍にする方法思考に休符を挟む
  5. 思考に繋がる読書:本は買って読むあえて読書は中断する、散歩するように読む、本の引力に抗う
  6. 発想が豊かになる”おしゃべり”:聞き上手とほめ上手を味方につける

その中でも特に心に残った気づきや感じたことをお伝えします。

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思考の王道は寝させて無意識を使いこなす

アイディアについて意識下では表に出なくて、無意識界という水面下において見えない成熟が進み、好機になるとひょっこり外へ飛び出してくる。

思考の整理法として寝させるほど大切なことはないとのことです。

意思だけの力だけではどうにもならないことがあり、時間が自然に意識を超えたところで、おちつくところへおちつかせてくれるとのこと。

やはり、文章の推敲だけでなく思考法という意味でも、一度寝かせるということは王道のやり方なんだと思いました。

何か仕事で行き詰まった時は、無理やり根詰めてやろうとしないで、一度寝て無意識化で勝手に考えを整理させてくれる。

そういう考えを知っていることは、少し気が楽になります。

アイディアよ出てこい、とばかりたえず追い回していると、ろくでもない考えばかりかっかかるそうです。

人間は少しあまのじゃくに出来ているらしい。一生懸命ですることより、軽い気持ちですることの方が、うまく行くことがある。

失敗は遠回りのように見えて、実は近道であることもあります。

失敗の中に思いがけない新しい発見があることを、聞いたり体験したことがあるのではないでしょうか?

失敗してもセレンディピティ(思いがけないことを発見する力)に繋がると思えば、活力にもなります。

知識と思考力は反比例する

知識が豊かであるほど自分で考えることをしなくなるため、思考力が働かなくなる傾向になる。

確かに知識を大量にインプットしてもどう活用するかを考えなければ、思考力は高くならないのは納得です。

つまりインプットよりアウトプットの方が大切だと感じました。

情報を得るには知識のインプットは重要ですが、思考力については得られた情報を自分のフィルターを通してまとめることが大事です。

うまくいかなかったらわざと関心から外し、思考に休止を挟む

・何かうまくいかなかったらいい加減でそれをひとまずお預けにする。しばらくしたら、また帰ってきてもう一度試してみると、今度は案外すらすら進む。
・頭の切り替えには少しでいいから白い時間がいる。すぐ次へ移るのは良くない。何もしないとき、実は大きな働きをする。

わざと関心を外す方法でおすすめは、歩くことだそうです。

新しい思考をするには、外に出てあてどもなく歩いていると、新しいアイディアが浮かぶ。

歩く習慣を身に付けて効果的に利用すれば、運動以外にも頭の整理にも繋がるので一石二鳥ですね。

これも思考を寝させることに繋がるのかもしれないですね。

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忘却して頭の中をキレイにしてから記憶する

まず休んで頭の中をきれいに、いくらかハングリーの状態にしてはたらきやしてから勉強すれば、能力が高まる。

休んで頭の中のガラクタを片付けてから、何かをやることはエフォートレス思考と同じ考えですね。

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頭の中をデフラグメーションしてから重要な仕事に取りかかりましょう!

何足ものわらじを履く

いくつかを同時実行すれば、どうしても、休み休み、になる。それが頭の好むところでもあって、忘却は、忙しいほど進む。忙しい人ほど頭がよく働くことになる。

優秀な人は複数作業を同時並行に進めることができるとよく聞きますが、単に効率よく作業しているわけではなく、忘却特性を有効に使っているから出来るんでしょうね。

キャパオーバーにならない程度に手広くやってみたいと思いました。

時間の特性を理解し持ち時間を二倍にする

朝は金の時間。食事をすると鉄の時間になる。昼食前は銀の時間。食後は鉛の時間になる。夕方の腹の空いているときは、また銀の時間がやってくる。夕食後は鉛を通り越して、十時以降は石の時間である。

だから朝活が推奨されるんでしょうね。

ごはんを食べると徐々に能率が下がるのであれば、大切な仕事は朝するのがベスト。

それが自然なことなのでそうです。

ここで昼食の後に昼寝を挟むとセカンド・モーニングになるそうです。

頭の中をスッキリさせることで、また新しい1日が始まると考えられるとのことです。

昼はしっかり休みましょう。

本は買って読むことが知的活動になる

本を選ぶのが意外に大きな意味を持っている。あふれるほどの本の中から、何を求めて読むか。それを決めるのが大変な知的活動になる。

そういう考えはなかったので読んでいて新鮮でした。

人から借りたものでは選択ができない。

自身で何の本を買うかという選択をすることが思考力を高めることになるそうです。

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読みたいところであえて読書を中断する

読むコツは興味の谷のところで読みささないで、山のこと路、あるいは、山へさしかかることろで休止する。そうすると、後で本を開くきっかけがつかみやすい。

おもしろい本だとついつい読み進めてしまいますが、毎日継続して読書する時は一日何ページと区切った方が良さそうです。

たしかに次に本を読む時に面白くなさそうなページだと読みのがおっくうになりますよね。

人のそういう特性まで理解していることがすごいですよね!

本の引力に抗う

優れた本はぐんぐん引き入れようとする引力を持っている。そういう時が思考停止になるので、なるべく脱線を大切にして、自分の考えを確かめながら進む。本を気軽に読んだとき最も創造的でありうる。

常に自分の考えや意見を持ちながら読み進めるのが大事ですね。

聞き上手とほめ上手を味方につける

その人の前だと普段思ってもみないようなことを思わず口に出したりするものである。アイディアのよき助産者になる。

傾聴してくれる人って大切ですよね。

奥さんの話は何か意見を求めているわけではないので、聞くだけでも良いそうですね。

話している内に自分で解決するということかな。

まとめ

こうやって、考える。には発想力、思考力を高めるヒントがつまっています。

発想力・思考力を磨く箴言集
  • 発想力を鍛えるヒント
  • 思考のプロセス
  • 発想力を高める方法
  • 知性を磨く生活
  • 思考につながる読書
  • 発想が豊かになる”おしゃべり”
  • 未来を創るヒント

新しい考え方を取り入れて、柔軟に対応できる術を身に付けていきましょう。

こうやって、考える。はこんな人におすすめ

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